2016年5月1日日曜日

新年度、始動!―美術館の花と《森ヲ歩ク》

平成28年度が始まってはや一ヶ月。今年の岐阜県美術館庭園の新緑もたいへん美しいです。


正面玄関の横のハナミズキは、そろそろピンクの花が、勢いよく育つ葉の中に隠れてきました。ゴールデンウィークが最後の見頃ですね。



庭園の林では、ナンジャモンジャの木が満開です。「ナンジャモンジャ」は愛称で、本当の名前は「ヒトツバタゴ」といいます。モクセイ科のこの風変わりな名前の木、岐阜の人(じん)ならば、きっとご存じのことでしょう。岐阜駅前にも大きな木があって、ゴールデンウィークの頃にちょうど満開になっています。細い花弁の白い花、あたり一面に良い香りがふわっと漂います(うっとり)。





・・・ナンジャモンジャの木の下に、何やら見慣れぬものがニョキニョキと。気づかれました?


これは、粘土をろくろで細長く引きあげた筒状のものをいくつも積み上げて型にし、その中に電子基盤やら電球やら様々なオブジェと一緒にアルミニウムを流し込んで鋳造した作品です。作り手は、愛知県常滑市に在住の現代美術家、鯉江良二(こいえりょうじ)先生。作品名は《森ヲ歩ク》(1995年作)。岐阜県美術館での個展(1996112日から225日まで)のために制作展示され、その後、当館で収蔵しました。

《森ヲ歩ク》は、個展では庭園のせせらぎの中に林立し(雪に包まれ、非常に美しい情景でした!)、その後、本館の北側の竹林の中に設置されましたが、美術館の改修工事の際にいったん移動し、作品も休息をとっていました。

そして、つい先日の平成28331日、鯉江良二先生の監督のもと、当館の保存担当のMさんはじめスタッフとともに、改めて庭園の南側に設置、再生しました!




この時には葉の落ちた状態だった木々も、いまや新緑の色鮮やかな姿に。
鯉江先生にも新緑に包まれた《森ヲ歩ク》のすがたを、ぜひ見ていただきたいです!!!

初夏の良い季節です、天気の良い日には、岐阜県美術館の庭をてくてくと散歩しながら、新緑の美しさと彫刻や現代美術作品とのコラボレーションを楽しんでください。ナンジャモンジャの香りもぜひかいでみてね!そして夏には庭園でふたたびの「アートまるケット」ですよ!お楽しみに。

さて。
庭園にも新しい動きがありましたが、平成28年度の岐阜県美術館の館内は、もっともっとすごいことになっています。
まずホールの光景が、ご覧になった人ならわかってくださると思いますが、「なんやこれ?!」って状態なのです。
これこそが「ナンヤローネ」プロジェクト!
日比野克彦新館長の本気が、ついに怒濤の展開を始動させました!
これについては次回のブログでじっくりとお伝えします。
(ブログリレーのバトン託しましたよ、次回担当者よろしくね♡)
熱い熱い語りになること間違いないです、熱さにあてられて服を全部脱いじゃうくらいの覚悟で待機すべし!(青山)







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