2014年10月11日土曜日

守一のいる場所 熊谷守一展 (今月19日まで)

秋らしい日よりになってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
95日から始まった「熊谷守一」展は930日に数点展示替えを行い、会期も後半に入りました。

熊谷守一展の中では史上最多の展示数を誇る本展覧会ですが、もちろん内容も充実しています。熊谷守一の画業を見やすくまとめた展覧会の構成と多くの作品によって、その生涯と作品の変遷についてじっくりと味わえる内容になっています。かなりボリュームがありますので、時間に余裕を持って途中で休憩をはさみつつ鑑賞するのがお勧めです。

展示作品はテーマや題材ごとにまとめて、作品の変化が分かりやすくなるように展示していますので、比較して観ることができて面白いですよ。特に、守一作品にはトレースして描いた作品があります。それらはどれも簡潔な線と色面で、形態を単純化して描かれているのに、色調や筆致、ほんのわずかな形態の差によって異なる場面や印象が描き分けられています。潮の満ち引きや、朝と夕、熊谷家の常連客だった猫たちの様子などなど。守一作品をよくご存じの方でも、この展覧会だからこそ見つけられる新しい発見がきっとあると思います。

ぜひ一度(何度でも!)ご来館くださいませ。


(会場内の様子です。入り組んだ会場になっていますので、迷ったら会場内スタッフにお声掛けください。)
佐野


*美術館から岐阜駅方面へ向かうバスに乗ると、そのまま鵜飼が行われる長良川まで行くことができます。(鵜飼は1015日まで)

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