2013年6月18日火曜日

円空賞作家 齋藤隆さんアトリエを訪問


今回は、画家の齋藤隆さんのところに打合せに行ってきました。
和紙に墨で、奇怪な人物の表情を描きこんだ齋藤隆の「貌」シリーズ。鬼気迫る画面の緊張感からは想像できないくらい、実際の齋藤さんは写真のように穏やかでやさしい方です。ちなみに、そばにいるのは愛犬「ハナコ」。



「閑花邨舎」というギャラリーに保管されている作品。倉庫には箱に入った作品がびっしりとしまってありました。



「齋藤隆氏は円空と同じく放浪する芸術家である。」と梅原猛先生が選評で書かれているように、齋藤さんは九州や大阪、北海道や長野と移り住み、現在、福島の地で活動してみえます。
「寒いところが好きなんだなあ」と、好んで山奥にすむ齋藤さん。アトリエのあるこの場所は、1日にバスが1本しか通っていません。でも鳥のさえずり、川のせせらぎが聞こえる空気のおいしいところでした。

 アトリエに入ると、たくさんの筆や刷毛、墨床や水滴、硯箱など使いこまれた齋藤さんの道具の数々がありました。ここから齋藤さんの大作が生まれるんですね。

 「完成した絵だけでなく、紙を貼り合わせ描き直していく過程を見てほしいんだよね」と下絵と作品を並べて展示することを提案された齋藤さん。下絵にあるいくつかの言葉もあわせて、実際に見比べていただくと齋藤さんの思いを感じていただけるのではないかなと思います。                             (古川)

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