2013年5月23日木曜日

コレクションの精髄 ― 岐阜県美術館 名品選


5月25日から「コレクションの精髄 ― 岐阜県美術館 名品選」がはじまりました。当館の誇る名品の数々がずらりと並んでおります。並べたわたくしが思わず自慢したくなるほど、まさに壮観!です。
(写真1)


(写真1)
 
右の作品、横山大観《月明》は、当館で唯一の大観です大正2年に描かれました。題材は中国。詩人の蘇東坡(そとうば)が、三国志の戦いで有名な赤壁(せきへき)を友人と訪れ、舟を浮かべて詩想に遊ぶ場面です。一見、タイトルになっている月の姿が見えませんが、絵の正面ではなく、斜め横からじっくり見てみると、蘇東坡の下の水面にうっすらと縦に長く白い月映が描かれているのがわかります。おすすめは左斜め45度から。一度お試しください。
大観の横には、前田青邨が平家物語を題材にした歴史画の名品《囚はれたる重衡》(とらわれたるしげひら)が、そして大垣の誇る虎の絵の名手・大橋翠石の金屏風《虎図》が続いて展示されています。

(写真2)

(写真2)
 
手前の彫刻は、瑞浪市出身の彫刻家・天野裕夫さんの《ティオティワ亜カン》。石の体にブロンズの頭と足のついたライオンくんです。この角度からだと、翠石の虎とライオンとがにらみ合って互いをけん制しているようにも見えます。さてどこから見た場面でしょう?ぜひ会場でご覧あれ。(青山)

岐阜県美術館Twitterも始めました。こちらもよろしく!
岐阜県美術館twitter

こちらは、ホームページ
岐阜県美術館 homepage

0 件のコメント:

コメントを投稿